Home
このサイトのコンセプト
プロフィール
サイトガイド
サイト利用規定
Tweet
Home
>
もへじゐの仏蘭西料理風姿花伝
> 【黄金のペヤングソース焼きそば】
【黄金のペヤングソース焼きそば】
夜の中にはなかなか面白い”モノ”があって、所謂、インスタント食品の大御所である【ペヤングソース焼きそば】に”黄金バージョン”があるというのに非常に驚いた。
恐らく、ネットか何かの話題で知ってはいたのだと思うが、たまたま某所のローソンで見かけて、値引きされた[お勤め品]としてひっそりとしていたので気になってしまったのである。
「インスタント食品」と【黄金の】と言う対比もさることながら、【黄金のペヤング】と[お勤め品]との何とも切ない対比が心を惹きつけて止まなかった。
そんな訳で、コンビニの隅っこの方で、この【黄金の】を手に持って買うか買わないか逡巡していたのだが、やはり何かの機会だと思って、珍しくインスタント食品などを買ってみることにしたのだった。
果たしてどんなものか?
外装の賑々しいばかりの装いとは別に、包装を外すと、普通の何時もの【ペヤングソース焼きそば】であった。
何が違うと言えば、別に封入された「金粉」の存在である。
大方、こんな事ではあろうかと思いつつ、だからと言って、変に失望する事も無く、淡々と手慣れた手順で2分程お湯を入れて完成を待つ。
(個人的には、インスタントラーメンは規定の時間よりは少なめにする派ではある)
台所で湯切りをして、馴染みのある濃い目のソースをかける。
”本能的”に、最初の麺に【金粉】を封入しなかったのは経験値なのだろう。
さて、何時ものように麺にソースを馴染ませて、「焼きそば」は完成………
しかし……ここで私の頭の中には、機動戦士ガンダム42話、ギレン総帥の「いかほどの戦力が残っていようと、それは既に形骸である!あえて言おう、」と言う名セリフが浮かんでくるのだった……
やはり、仰々しい外側と、それに見合っていない貧弱な内側では、結果として”落胆”という結末を引き起こしやすいなと言う事を認識したのであった。
そして、改めて【金粉】をホカホカの麺にアタックさせてみる……
「
戦いは数だよ!!
兄貴!!」と叫んだドズルの声を
「むべなるかな」と独り納得する自分がいたのでした。
やはり、【金(箔)】はこの様に使ってもらいたい!!と思ったりもする、とある初夏の出来事でした。
【金箔】を使った「スフレロチルド」
【金箔】を使った「コンソメモンテカルロ」