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池袋:2014年06月21日:立教大学第一食堂


    たまたま池袋での用事がキャンセルになったため、池袋西口の方に帰ろうとすると、大学らしきものが
    この辺の事情に詳しくは無かったので、辺りの地図を探すと、立教大学との事。こんな所に立教大学はあったのかぁと思いつつ、そうだお腹も空いたし、何か食堂でもあれば寄って行こうと思って大学の中に入っていきました。
    構内に入ると、幾つか食堂があるらしい事は分かったので、まず最初に目についた「第一食堂」に赴くことに。
    (基本的に、大学の中の食堂は一般人も利用OKの所が多いですが、大学によってはNGのところもあるので、守衛さんなり大学の人に確認して入りましょう)

    (左)立教大学正門 (中央)蔦が絡んで綺麗



    意外と整然とした校内を歩いて行くと、都会の喧騒とはうってかわっての雰囲気で、素直にこんな緑の多い気持ちの良い空間で食事を食べたら美味しいだろうなぁと言う気分を感じつつ、メニューを確認。
    何か意外と言えば意外でしたが、直ぐに目についたのが「手作りカニクリームコロッケ定食」。
    これで、420円とは何ともお手頃と言う事で、早速食券を買って(昔懐かしい)トレイを持って並びます。
    目の前で揚げてくれた蟹クリームコロッケの音が何とも食べる前から食欲を誘います。

    (左)食券(中央)手作りカニクリームコロッケ定食@420円




    さてさて、出来たての蟹クリームコロッケを持っていそいそと席に着きます。
    写真撮影もそこそこに揚げたてのコロッケに箸を入れます。
    やや重めの衣を通る音がして箸に中のクリームが絡まってきます。
    丁寧に作られたベシャメルソースに、(当たり前だけれども)小さいカニの欠片がひょこひょこ埋まっていて、ちょっとした贅沢な気分。
    もちろん、ベシャメルソースと言っても、学食の仕様ではあるので、高級店や老舗のものとは違いますが、でも、こんな場所(と言ったら失礼だが)で、このレベルのものが食べれるなら、近くに住んでいれば通ってしまう位の満足度でありました。
    う~~ん。420円でこんなモノが食べれるなんて!!
    お腹が空いていた事もありあっという間に完食。
    お昼を食べていなかった事や、時間的にも15時位でもあったので、もう一つおやつ代わりに食べましょうと言う事で、もう一回メニューを見に行くと……

    (左)タイムサービスのお知らせ(中央)カツカレー




    何と!何と、タイムサービスなるものがあるではありませんか!?
    これは、迷わず、たべるよね!と言う事で、直ぐに「カツカレー」を頼むワタクシ。
    そして、当然、タイムサービスの時間と言う事を知ってる学生さん達がワラワラと集まって来てさっきよりも長蛇の列が配膳のところに出来る状態。
    いやぁこれこそが、学生だよなぁと思いつつも、気持ちは自分のカツカレーの番に集中。
    また、いそいそと席に帰って来て、今回は、さっきよりはがっつかずにカツを堪能。
    安くてボリューム満点さに満足満足な自分でしたが、しかし、なかなかどうして、かなりしっかりとした下拵えがされていたようで、さり気なく食堂のおじさんに水を向けると、やっぱりどこぞのホテルや料理店で修業した人が作っているとの事で、そんなしっかりとした料理を味わえるなんて立教大学の学生さんは幸せだなぁと思ったのでした。
    (この食堂は外部の方も利用可能でありますよ)
    もちろん、フランス料理店や、名だたる洋食店の様な素材や時間をかけて作るものでは無いでしょうが(2階で頼む宴会用のメニューはまた違うらしいが)、こういったしっかりとした料理を若いうちから食べれると言う事(それを提供する環境というもの)は素晴らしいなと思いました。