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東京駅グランスタ:2012年12月24日:日本食堂


    12月24日はクリスマスイブと言う事で、盛り上がっている(?)世間とは裏腹に、何故か忙しいワタクシは、たまたま東京駅で乗り換えだったと言う事も影響したのか、地下のグランスタで”この日こそゆえ何か食べよう”と言う奇妙な使命感に燃えて、グランスタの入り口をくぐったのでした。

    (左)漆黒のハヤシライス(中央)ご飯(右)付け合わせのトマト




    どうやら、12月24日と言う事で、【北斗星】【カシオペア】にちなんだコースメニューもあって、頼むかどうかちょっと逡巡したのですが、それはきっと、【今日と言う12月24日のクリスマスイブの日】ゆえ周りにいらっしゃる”神聖なカップル”の方達用のコースに違いないと思い、自分の様な人間は只ひたすらに日本食堂の神髄を味わおうと「ハヤシライス」をオーダーしたのでした。
    (正直、地下のグランスタでクリスマスを意識したメニューが設定されていたのは、当たり前と言えば当たりまえだったのでしょうが、意外ではありました。)
    飴色に炒めたを遠く通り越した漆黒のハヤシライスの上にトレードマークの如く生クリームが絞ってあります。
    そして、ある意味グランスタ定番の「トマトのマリネ」が付け合わせてあります。
    周りのクリスマスコースの様子を見ていると、自分もそちらのコースにして【北斗星】【カシオペア】の雰囲気を味わえば良かったと思うものの、なかなか腰を落ち着けて食べに来た時でないと難しいな、と思ったりもして、やはり【食堂車でのコース】は【つばめ族】の様に”選ばれた者”だけの特権だなぁと思いつつ、そんな”選ばれた者”になるのは何時の日の事やらと、コクのある漆黒のハヤシライスのソースとご飯を交互に口に運ぶのでした。
    ハヤシライスを食べ終えて、会計を済ませると、外では結構待っている人達が並んでいました。
    やはりクリスマス・イブ、聖なる祝福を皆様に。
    そして、自分には【美食の微笑み】を、と秘かに祈って赤い煉瓦の日本食堂を後にしたのでした。