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グランメゾンテャリティカレー:2013年06月05日第11回:シェイノ


    グランメゾンのチャリティカレーも大分ご無沙汰をしていた。
    そんな中、たまたま時間が空いたという事と、気力・体力がお出かけをしても良い(並んでも良い)と言うシグナルを出していたので、少々遅い出立とはなったが、行って見ることにした。
    グランメゾンカレーの内容はHPやFacebook等のSNSでアップされているので、何を食べれるかが一目瞭然なので、その時の気分に合わせて出かけられるメリットがある。
    たまたま、今までは他のカレーを並んででも食べようと言う感じであったが、今回はレカンの改装中という事もあり、またアピシウスの方の短角牛のメンチカツよりも”鶏”気分だったので、、今までに行ったことの無いシェイノに行って見ることにした。

    (左)香草を使ったバターチキンカレー(中央)シェイノのエントランスに掲げられたチャリティカレーのポスター(右)チャリティカレーチケット



    オフィス街である京橋の朝は非常に空気が綺麗なのと、人や車の動きが皆無でまた別世界であった。
    今回は出遅れたと思っていたので、かなり並ぶ事を覚悟していた。
    当然、第一陣のAM11:00開門には入れず、第一陣で入って行く人を羨ましいと思いつつ、列の動きに合わせて蛇行進を続けた。
    何とか、2回目か3回目かの開門で入場できた。
    席について驚いたのが、意外と言えば意外だったのだが、当時改装中のレカンの高良氏がカレーを持ってお客さんにサービスをしていたのが印象に残っている。
    この銀座界隈のグランメゾンの人達は非常に仲が良い。
    (これは、前の松屋銀座の北海道展でも感じたことだが)
    休業中でも武者修行を欠かさないという事か、シェイノの古賀氏との友情かは分からないが、かのレカンの総料理長がカレー皿を2つ持ってフロアーを行き来している姿はそうそうお目にかかれないなと思い、今日はわざわざシェイノに出かけて良かったと思った。

    さて、席に着くと、ものの5分もしないで運ばれてくるカレーであったが(高良氏では無く、シェイノのサービスの方でした)、食べるのも同じくらいの速さで無くなってしまう。
    古賀氏の出身地である佐賀県のパクチーの匂いと刺激が口と鼻を駆け抜けていく爽やかなバターチキンカレーであった。
    よくよく考えれば、シェイノの井上旭氏は、昔、氏が監修したカレーのCMに出て「グラスドビアンドが決め手だね!」と言うフレーズを夕飯を食べる際に頻繁に耳にしたものである。
    そういう意味では、”カレー”はシェイノの代表的なメニューでもあり、DNAと言う事にもなるのだろう。
    (実際、カレーをグランメゾンで通常のメニューに載せる事は無いと思うが、色々な人のグルメ体験談を見ると、シェイノ系列のポンドールイノではカレーを食べれる事があるようである。)
    帰りがけ、古賀氏と高良氏が並んで帰る人達の見送りをしていた。
    そんな珍しい光景を見れたのも、これがチャリティで、一つのイベント的な要素があるからであろう。
    いずれにせよ、自分の中に印象に残ったものの一つではある。